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毎度!よも助です

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藤井聡太



洗剤負け


に苦しんでいる
手の甲が指が無数にひび割れそこから膿がほとばしる
痛く痒く不愉快極まる
人生のここぞという勝負にはことごとく負けてきたぼくだが
洗剤にも負けるとは不覚だった
5年いや6、7年前突如として花粉症になった
だがそのシーズンこっきりだった
それを期待したのだが
江戸川区日光林間学校では
右手でスポンジを握った途端去年同様
あっさりと負けてしまった
どんな軟膏もクリームも液体も効かない
塗っても飲んでも、煮ても焼いても効かない
眠れない、遣り切れない、落ち着けない
せめて泥酔して耐えがたき煩わしさを
忘れ飛ばすしかない
圧倒的な負け組みであるぼくは
誰に負けてもどんな負け方をしても
イタクモカユクモフユカイでもないが
洗剤だけは別の世界だ
痛く痒く不愉快極まる
藤井聡太
まだ少年の君はこれまで洗剤に負けたことなどなかったろう
きっとあと3年でタイトルを取りその数をどんどん増やすだろう
そして洗剤負けの経験をすることもなく一生を終えるだろう
藤井聡太の出現はひふみんこと
歯なし加藤一二三の男を上げた
敬虔なクリスチャンで家族想いで負け数の記録保持者でもある彼ならば
一局くらいは
洗剤負けもあったのではないか


走る酔っ払いよも助がうたう

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吉田拓郎





に「ともだち」という歌があった
「今日までそして明日から」とカップリングされ
シングルレコードになった、そいつを
少なく見積もっても3万回は聴いた
ぼくはたくろうの大ファンだがたくろうとぼくはともだちではないだろう
サインを貰い握手もしたがやっぱりともだちではない
面識のないともだちって有りうるだろうか
いったい「ともだち」の定義ってどんなもんなんだろう?
よくわからないがわからないなりに
多分ぼくにはともだちが何人かいる
ガキの頃からのともだちとはしょっちゅうそれこそ毎日のように会った
同級生ならそりゃそうだ
齢をとるごとに会うペースは間延びしていく
どうしたって大人になればいろいろあるからね
ぼくが来年予定通りにホームレスになれば
ますます会えなくなるだろう
それどころか二度と会えないかもしれない
だけどそれは大した問題ではない
何の不都合もない
ぼくにはともだちがいると思えれば満たされる
モスコシ生きてミッカ

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オイ!安倍、俺の携帯勝手に鳴らすなよな




別に欲しくてこの携帯を買ったわけじゃないんだ
3年前除染作業車を誘導する仕事に就こうとした時
ケイタイはあったほうがいいんじゃないの
と暗にほのめかされたのだ
ソフトバンクのプリペイド方式で本体と会わせ6000円ちょっとだったと記憶するが
こっちから掛けられるのはプリペイドカードを追加しないと1ヶ月か2ヶ月で
ただ受け取るだけなら1年はOKなのだ
携帯を持つなんて俺のポリシーに反するのだが
恥と人目を忍んでこれまでに2度3000円のプリペイドカードを補充した
時計替わりに使えるしストップウオッチの機能もついてるし
せっかく買ったのに無効にしてしまうのもアレだし
きのうは久方ぶりに日光仲よし会のメンバーと気持ちよく飲んだ
普段俺は4時に起きるのだがあしたは眠れるだけ寝てやろうと
飲んでる時からずっと思ってたんだ
それが何だよ、緊急速報とやらで携帯鳴らし起こしやがって
俺は北朝鮮もミサイルも趣味じゃないし
金ナントカという小太りの男もどっちかつうとタイプじゃない
オイ、安倍、お前に何の権限があって俺の携帯鳴らすんだよ
俺を怒らせないでくれよ
この携帯来年の5月17日までは受信できる
そのあとはもう3000円の追加はしないから
それまではおとなしくしていてくれ
トランプが核のボタン押したって
この携帯鳴らさなくていいからな


走る酔っ払いよも助がうたう





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石川秀美




は、いまちょっと度忘れして出てこないのだが
ナントカという男3人グループのヤックンと結婚したはずでヒット曲に
「まちぶせ」がある
とここまで書いて念のため石川秀美と検索してみたら
彼女の歌にまちぶせはなかった
まちぶせもB型肝炎も石川ひとみのものでした、失礼
一方ぼくはこれまでの人生で3度まちぶせをした
1度目は高校2年の時で相手は例のマル田バツ子だ
振られた事態を受け入れることがどうしてもできなかった
バツ子は日曜日、当時は所野にあった日光スケートセンターで
アルバイトをしていた
その帰りをふれあい橋の袂でじっと待った
このことはこのサイトの「マル田バツ子への3通の手紙」の中ですでに触れている
~今、時間ある?
と、飛び出していったぼくを認めたバツ子は
~どうしてここがわかったの?
と咎めるように言うのだった
~バイトからの帰りと思った
~家に電話した?
首を振ると
~きょうはバイトじゃにもん、エッコんちへ行った帰りだもん
と小走りで去っていった
2度目が高3だ
ラブレターを書くことで退屈な高校生活をやり過ごしていたぼくは
いいなあと思うのがいるとすれ違う時何気なく足元を見て
上履きの名前を読み取り在校生名簿で住所を調べ
6人の女に手紙を書いた
バツ田マル子もそのひとりで彼女の家は栗山村だったが通学は物理的に無理なので
今市に下宿していた
下宿先の住所まで在校生名簿はちゃんとフォローしていた
学校帰りをまちぶせたのだがぼくは早引きかなにかしたのだろうか
マル子が必ず通るであろう
JR今市駅に寄り添って走る道路に面した餃子やの立て看板の横で
ぼくは彼女を待った
マル子はやって来た
~つきあってください
というつもりで通せんぼするように彼女の行く手をふさいだのだが
~あの、あの
と10回くらい繰り返してから出てきた台詞は
~いま、つきあっている人はいるんですか?
だった
マル子はなんだかうれしそうに
~ハイッ!
と一言答えたのだ
3度目は高卒で就職した産業新潮社に通う満員電車で
ついついお尻を触ってしまった女子高生を遅刻覚悟で
3日連続三田の駅でまちぶせた
こんなことをバカ正直に語れば
人間性を疑われるどころか変態と罵られるのは必至で
もう手遅れだろうがこれ以上は書かない
 
 

走る酔っ払いよも助がうたう

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真夏の夜の夢


夢を見た


なんだかくっきりした夢だ
色はないのにあざやかだった
起きたらキレイに忘れてた
夢を見た
もうずうっと墜ちる夢を見ないので
飛び降りようと閃いたのだ
屋上に駆け上がろうとエレベーターを抉じ開ける
開いたところで目が覚めた
おいら羊水にくるまれひとり眠っている
ってな夢を見たいもんだと眠りについた
夢を見た
おいらが死んだせつない夢だ
ってことはまだ死んではないってわけだ
そんなこんなでほっとして
おいら再び眠りについた


走る酔っ払いよも助がうたう

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