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毎度!よも助です

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寺内貫太郎一家じゃなくて




世界に一つだけの俺の歌
 
 
俺は密かに心配してたんだ
俺が心砕いてもどうにもならないんだが
ちょっと前にどう決着がついたかは覚えてないが
小林亜星が服部克久を盗作で訴えたことがあっただろ
ああいったことが際限なく起きてしまうのではないかと
その曲のことはちっとも知らないのに
作った曲がその曲に類似してしまうってことは
あり得ないことではないだろう?
だってこの地球には70億の人間がいるんだぜ
例えば日本ではフォークブームのあとには
猫も杓子も曲作りするようになって何を隠そうこの俺だって
オリジナルが20はある
上の姉と離婚してから数年後に
地下室へと降りる階段にもたれた姿勢のまま白骨死体で発見された義兄は
6畳間の隅っこでギター掻き毟りながら歌う俺に向かって
「ヒデオ君いいかげんその雑音何とかしてくれないか」
とぬかしやがった
義兄が我が家を訪れたのは19歳年下の姉との結婚の
許しを乞おうと酩酊状態で現れた1回こっきりだから
俺が高2の時でそれが初対面だ
彼がいたいけな美少年に対して吐いたセリフを62になっても
まだ俺は覚えていたのだ
話が少しそれたがついでに言ってしまうと
大谷川河川敷ススキ生い茂る中俺はマル田バツ子を前に
ギター爪弾きながらオリジナルを4曲も歌ってしまったこともあった
結論を先に言ってしまうが
専門家を信じれば
どんなに人口が増えようが人類がどこまでも果てしなく生き延びようが
俺が心配しているようなことは起こらないんだとさ
曲は無限なんだって
そう言えば俺が作った曲に似た曲なんて聞いたことないもんな
まあ俺の曲にはリズムといったものがからっきしないので
特殊には特殊だが
数百年の歴史を持つ将棋指しの勝負に同じ棋譜が一つも
ないように人一人一人の来し方にも同じものはない
曲にも俺たちにも限りはないってことよ
ただし人間は死んじゃうがよ
でもよ
俺があした死のうがまだきょうのうちはよ
俺の前には無限の可能性が広がってるって

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革命児サパタじゃなくて




奇形児よも助
 
 
鼻がとろけてしまったらい病患者
裏返ってしまった足首
エレファントマン
つまり奇形なものあまり見かけないもの
を見ると
背筋がゾーッとしこんちくしょうと思い目の裏が少し熱くなる
ここんとこ小顔ばやりだが
ぼくの顔面はかなり大きい
拓郎の盟友瀬尾一三にはさすがに敵わないが
ただぼくのバヤイ幼稚園児の時に
今とほぼ同じ面積体積を有していたから
下の姉はことあれば奇形児奇形児と連呼してぼくを
からかいいじめた
だが鏡に写る自分を見ても背中がゾーッとすることはない
乙武洋匡氏を見てもそうで見慣れてしまったからだろう
この慣れるという感覚は人間の感情にどえれえ影響を与えているはずだ
奇形を見ると背筋がゾーッとしこんちくしょうと思い目の裏が少し熱くなる
こうした反応の取り合わせというかシステムを
自分なりに分析したことが何度かある
論理的ではないぼくには苦手な作業だが
繰り返すうちにそれなりの結論らしきものは得た
でもよ
そいつを公にするつもりはまったくないんで

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東京都特許許可局じゃなくて




ぼくたちの特権
 
 
ぼくは犬派でも猫派でもないが
仔犬仔猫を見れば素直にかわいいと思う
馬の赤ちゃん鹿の赤ん坊はかわいい上に凛々しい
象にしろ豚にしろ生まれたてのモノは無垢そのものだ
哺乳類に限らず鳥類でも魚類でも両生類でも
生まれたては総じていとおしい
ひよこ、足が生える前のオタマジャクシを見よ
唯一の例外が人間ホモサピエンスだ
これからの不幸を察したかのように苦し気に
生まれ出てくる
生まれたくて生まれたんじゃない、そういう
不機嫌な苦虫を食い潰したような顔だ
まあ三日もすれば少しはましになるが、きっと
本能であきらめちゃうからだろう
火の発見からあとぼくたちの脳みそは重量を増し
人間は傲慢にこれ見よがしに生意気になった
他の生きモノと自分らを区別仕分けしいい気になった
偉そうに
今のこの有様をどうするつもりなのか
自然環境生態系を滅茶苦茶にしたのはぼくたちだ
生きモノで自殺できるのは人間だけらしい
ぼくらだけのせっかくの特権を使わない手はない
ここいらで一発集団自決キメテやろうじゃないの
ぼくたちの大好きな自己責任ってやつさ
そうすれば馬鹿でかい隕石が体当たりをかまさない限り
太陽が朽ちる前に地球が滅びることはないだろう
それこそ気の遠くなるような長い年月をかけてだが
安倍のいう美しい日本になるだろう


走る酔っ払いよも助がうたう

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柳ヶ瀬ブルースじゃなくて




 
霧笛が俺を呼んでいる
 
 
中国へ行ったのは30年前だが今もあるのかどうか
鑑真号で行った
あの頃は一週間ごとに大阪から出たり神戸から出たりしていた
食堂のめしがうまかった
また船賃に比較するとビールが安かった気がする
だから食事の度に必ずつけた
カラオケもあったのではないか
「酒と泪と男と女」を歌ったおぼろな記憶がある 
上海のあとは西安に寄りウルムチ、カシュガルと回った
ウルムチで自転車世界一周をしようとしている二十歳くらいの男から
カメラを預かった
俺が帰途神戸に立ち寄るのを知り
壊れてしまったカメラを母親に手渡して欲しいと頼んできたのだ
男がお礼として支払うと言ってきた額があまりにも慎ましやかだったので
カメラの方だけを受け取った
男と顔見知りになったホテルのレストランのめしがこれまたうまかった
夕食に300円程度の定食を注文するとご飯とスープの他に
おかずが4品並ぶのだった
ビールを欠かすわけにはいかなかった
帰りの鑑真号は神戸に入るのだが端からその日は
サウナに一泊と決めていた
男の家は市内にあるという
俺は頻繁にサウナを利用する30男だった
目覚めてサウナ糞しにサウナ汗かきにサウナ酔い覚ましにサウナ
そんな感じだ
アル中オヤジ蔦監督率いる池田高校が桑田清原のPL学園にコテンパンに
やられたのも池袋はフィンランドという名のサウナで見たのだ
サウナから自転車男の家に電話を入れると
母親はすぐにやって来た
食事をごちそうしたいのだがちょっと出られないかという
出ればもう一度入らなければならないしご飯はさっき食べてしまった
サウナ支給のアロハシャツに短パンのいでたちで断ると
その分は払わせてもらうしせめてお茶だけでも
きっと息子の話を聞きたいのだろうが俺は彼のことをほとんど知らない
下痢を恐れるあまりビールを飲まない奴
そんな話をしたところで母親は喜ばないだろう
元気そうにしてましたよとカメラを渡してお帰り願った
その日サウナではカラオケ大会があり景品もつくので
美川憲一の真似をするコロッケの真似で「柳ヶ瀬ブルース」を歌います
と講釈を述べ立て俺も勝負にでたが賞品にありつけないどころか
誰もこっちを見向かなかった
それ以降カラオケでの十八番は「霧笛が俺を呼んでいる」に取って代わる
バブルに突入したのはその頃ではなかったのか
バブルを知らずに俺は年老いたが知った後も俺には無関係だったと
認識していたが
こんな俺にもささやかなバブル期があったのかもしれない
もう15年以上サウナに足を踏み入れてはいない


走る酔っ払いよも助がうたう

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ビエンチャンアンタッチャブルパート4じゃなくて




ラオスビールの秘密
 
 
みかんを大量に摂取すると手が黄色くなる
無論のこと糞もみかん色になる
白目の部分も気持ち黄色味を増すがこれは黄疸ではない
急性アルコール肝炎は黄疸の症状を呈するが
便は黄色にもみかん色にもならない
脱色されふやけて白色になる
人参を大量に摂取すると糞は赤みを帯びたあざやかな橙色になる
所々に未消化の欠片を点在させる
ラオスに来ると糞が黒色になる
黒褐色というよりもっとストレートなブラックだ
ちなみにウヰスキーのストレートをタイ語で注文すると
一つピアオピアオででっち上げてくれ
となる
ビエンチャンで俺が口にするのはカオピヤクと
ビアラオぐらいだ
カオピヤクが便を黒くするとは考えにくいから
原因はビアラオってことになる
そこで俺の使命だが残された余命を投げうち
その解明に当たることにある


走る酔っ払いよも助がうたう

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