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高村薫四人組がいた。 好きな小説家と作品その3




煙草個人史
 
 
ほぼ40年振りに下田逸郎の「タバコ」を聴いた
ユーチューブで映画や将棋を見ることに清志郎や拓郎を聴くことに
飽き飽きしていた うんざりしていた
そんな気分が横浜放送映画専門学院時代樋野さんから下田逸郎を
それとなく勧められた記憶を蘇らせた
早速下田逸郎と検索し出てきた曲から「タバコ」をクリックした
結局ユーチューブからは逃れられなかったわけだ
初めてタバコを手にしたのは小4の時だった
おやじと歩いていた 少し後ろを歩いていた
前から来た男がタバコを投げ捨てそのまま通り過ぎた
それを拾い上げ口に持っていき吸うのではなく吹いた
どうってことなかった
おやじが振り返り
バカ、何やってんだ
と言った
何かおやじに訴えたいことでもあったのだろうか
小学6年にもなればタバコは吸うもんだと心得ていた
その頃朝散歩の習慣があった
霧降大橋の歩道に捨てられていたタバコの煙が
淡い日差しを透かして朝靄にもやっていた
吹かずにちゃんと吸い込んだ
それから高校を卒業するまでタバコに触れることはなかった
上京しひと段落するとハイライトを吸い出していた
よしだたくろうがハイライトという歌をうたっていた
銭湯が55円でハイライトが75円だった
兄貴はピースを吸っていた 缶の時も箱の時もあった
Yことヤスオちゃんのおとうさんは峰だった
家出少年マサジはショートピース
樋野さんはチェリーで和田さんはいこいがなければわかば
安斉は何だったろう 吸ってはいたんだろうが
大将がハイライト サイちゃんはショートピース
ヒロヨシは多分セブンスター系
酔うと口に強引に舌を差し入れてきた研さんはゴールデンバットだった
ひとみさんもぼうさんもモッドも吸ってはいなかった、と思う
一番吸っていた時期でもひと箱は空かなかった
徐々に本数は減っていった
口寂しく暇を弄ぶ余裕のない時だけ買いに走った
40代に入ると貰いタバコに専念することにした
それでもねだるのは酒が回りはじめてからだ
55の頃姪のだんなに貰って玄関先にしゃがみ込んで吸っていると
急にくっらっときてオデコがコンクリートを叩いた
オデコの左上の部位が卵大にピンク色に染まった
かすかにだが今もその名残はある
還暦を越え貰いタバコもきっぱりやめた
っていうかたかっていた人たちが
誰も吸わなくなったのだ

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