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ひとり荒地に立ち大砲を撃つ夢は繰り返し何度も見ました


目覚めぬ朝に
 
目覚めぬ朝はどうしようもない、ちんけな夢でも見るしかないが、夢は生モノナマケモノそうは問屋が卸すまい、ここまで考えて詰まった
目覚めてないのなら考えられないんじゃないか、とすればこれは二重構造の夢だがそれは俺の十八番だが、いつもと様子が違うぞ、普通ならば夢のまた夢と気付いた時すでに覚めているはずなのだ、ところがほっぺたをつねろうにもそのほっぺたがないぞ、人差し指も親指もないぞ、俺の本体が実体が肉体がないぞ、俺は息をしてないぞ、俺にあるのは意識だけだ、その意識が洞穴に吹くような風に浸食され震えている
俺は死んだんだろうか、ならこの意識は何者なんだ?
成仏できないというのがこれなのか、どうすれば成仏できるんだっけ、死んだら無だとばかり思っていたからそこいらへんのとこ勉強してないからな
息をしてないせいか意識が喘いでるぞ、この状況を何とかしてくれ、死なせてくれ、それができないなら生き返らせてくれ、ええい、死にたいだの生きたいだの贅沢は言わないからこの状態を終わらせてくれ
これが例のブラックホールか、俺の意識はブラックホールを落下しつつあるのか、そしてこのままどこまでもいつまでも落下し続けるのか
ガキの頃に見た夢を思い出した、果てのない荒れ地に俺は一人ぽつんといる、俺の横には大砲があるんだ、俺は大砲を撃つ、遠くの方で火柱が上がったかと思うと俺がドカーンと爆発する、俺はまた撃つ、俺はドカーンと、あの時と同じだ、意識が不安に鷲摑みされているあの感じだ
ブラックホールに底はあったんだっけ、そこまで落ちきれば意識は消えてくれるのか
うたた寝で見る落ちる夢より怖いものを俺は他に知らなかったが、この落下感降下感はそれより怖いぞ
けどいつからこうなったのだ、この状態の始まりはどこなんだ?
そうだ、夕べだ、夕べはしこたま飲んだものな、何本飲んだんだっけ、覚えちゃねえな、どこで飲んでたんだっけ
おっ!これだ、こいつだ
俺の実体が駆け戻ってくるぞ、肉体が意識に入り込んでくるぞ、いや、覆い被さってくるぞ
おお、覚めたのはいいがよ、いい年こいて濡らしちまったぜ

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